BIANSIは以前、電子タバコのコアパーツの製造を行なっておりました。
電子タバコは初期不良率や故障率が多かった時期をご存知ですか?
同じ物を2つ3つ購入しないと使い始める事すら出来ないと言われていた時期がありました。
電子タバコは直ぐに壊れるのが当たり前だと言われていた頃です。
BIANSIはその不良の多かったパーツの不良率をほぼ0%にまで減らす事に成功し
多くの電子タバコメーカーから必要とされる工場となりました。
不良率が下がる事により、販売価格の引き下げを行なう販売業者が現れ
価格競争が起きた為に相当安く販売されるようになった製品が日本でもあります。
その一方でメーカー主導の価格指導があり、販売価格の引き下げが許されない製品もあります。
BIANSIはその技術力を武器に自社ブランドの電子タバコ製造を始める事にしました。
しかし、製品が完成して間もなく、電子タバコ業界はタバコらしさの追求から
タバコらしさを無くしたスタイルの大容量バッテリー、eGoへと大きく流れが変わろうとしている時期でした。
BIANSIもまたその流れに影響される事になります。
直ぐにでも販売が可能な、パーツを取り寄せて完成させる品質の定かではない方式ではなく
自分達の持てる技術力で全てを作る事が出来れば
先行しているメーカーに負けないものを製造できる自信があったため
他社に遅れてeGoと互換性のある電子タバコの製造に取り組み、
不具合のなどの微調整を行い、品質にこだわった為に販売開始時期が遅くなりました。
日本でも有名な某eGoメーカーの品質と同水準であり、
パーツによってはそれ以上の耐久力や使用回数を持つthe eGoが出荷できる頃には
市場はほぼ大勢を決していたので、BIANSI製のパーツは売れても
the eGo本体がなかなか売れないという状況に陥りました。(※)
電子タバコ先進国であるアメリカやEUでは、eGoシリーズの人気がとても高く
価格の取り決めの有る高品質な物からどこの製品かもわからない物まで入り混じっており
そこへ技術力の高い高品質で自由に販売価格を設定できる後発組のthe eGoが登場し
ユーザーは安く良い物を手にする事ができるようになり、販売業者は好きな価格設定ができるため
始めは少なかった受注量がアメリカを中心に一気に増え、その後増加の一途を辿っております。
(※)今の日本がその状態となります。
元々電子タバコのパーツ製造メーカーであったため、アトマイザーの技術力、
不良率や故障率などの耐久性やミスト(煙)量は完成直後から認められており
他のメーカー品を主力とし、継続的に販売を行なっている店舗におきましても
パーツ販売時のアトマイザーは丈夫なBIANSI製を取り扱っている店舗が
アメリカ・EUの他に、日本や韓国など多数存在します。